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救護団とは
母校の事故・事件が発生した場合、その問題の解決・救済・護衛をする、生徒によって組織された団体。

主な活動内容は、校内暴力の撲滅、及び削除。母校への進入者、及び侵略者などの撲滅・監視。管轄地域の治安維持。高校行事の警備。スポーツ部の試合の応援(応援団)などがある。

普段は、一般生徒として授業や部活動などに参加するが、緊急事態が発生した場合、校長の指示により自衛救護団を編制、事件・事故の早期解決・処理を行う。
おもな役割
[総番(そうばん)]
救護団全体のリーダー。校長の命により救護団を管理し、学校や管轄地域の平和と安全を守る。
[副番(ふくばん)]
総番の補佐役。総番不在の場合は総番代理として、救護団を管理する。
[外番(そとばん)]
総番、副番の補佐役。外部活動の時、指揮官として前線に立つ。
[特殊部隊(とくしゅぶたい)]
通常活動において常に先陣を切るグループ。「~少年」など俗称で呼ばれる事が多い。
[影番(かげばん)]
通常活動には参加しない特別救護団。スパイ活動、影武者、監視など極秘に活動する。所属は、影番委員会
[門番(もんばん)]
特別救護団。特別生徒指導室(通称・学問部屋)を管理するグループ。
[闇番(やみばん)]
学校が組織する特別救護団。一般生徒の安全を近くで見守る。各クラスに1~2人いるらしい。
各地方自警団(救護団)の呼び方 ※現在の活動はどの自警団も同じ。
[北海道エリア]…学生騎士団(がくせいきしだん)
発足当時、団員が馬に乗り活動していた事に由来する。現在も一部の地域で騎乗の自警団は活動している。
[東北エリア]…護衛団(ごえいだん)
「災害を未然に防ぐ」と言う信念の元、組織された自警団。会津地区のみ「白虎隊」と呼ばれる。
[関東・甲信越エリア]…救護団(きゅうごだん)
「災害による被災者を救済し、災害を未然に防ぐ」と言う信念の元、組織された自警団。
[東海・北陸・近畿エリア]…防衛戦撃団(ぼうえいせんげきだん)
発足当時、東海・北陸・近畿エリアは戦火が絶えず、防衛し戦撃する攻撃的な自警団として誕生。
[中国・四国・九州エリア]…攻防団(こうぼうだん)
東海・北陸・近畿エリアと同様の理由。攻撃し防御する攻撃的な自警団。
※高校の教育方針により、別エリアの自警団名を名乗る高校もある。
救護団組織形態
高等学校の救護団は、学校職員の直ぐ下に位置し、生徒会と片を並べる。

救護団は基本的に、総番、副番、外番、団員、特殊部隊の5種類の役割があり、総番1名。副番1名。外番2名。団員15~30名。特殊部隊約5名からなり、40人前後の生徒で組織される。

通常は、救護団活動に参加せず、校長及び、総番の特命を受け活動をする『特別救護団』と言う部署も存在し、影番等がそれに含まれる。種類・人数は各校異なる。

救護団は、管轄地域内にある、住居、店舗、保育施設、小学校、中学校などの救済、護衛も活動内容に含まれる。
『D-MAN』と『D-Jr』 近代科学の進歩
1990年代、『DNA(dexyribonucleic-acid)』の研究は驚くべき発展をとげた。
そんな中1995年、ドイツのルッケンバッカー博士は、『生物の形成発現に関する核酸の人工的操作』と言う論文を発表。これを期に世界中の研究者が挙って研究を開始する。
この、ルッケンバッカー博士の論文の内容と言うのは、「生物は皆、デオキシリボ核酸を持っている。その中には生物が受け継ぐ能力のデータ(遺伝子)が含まれている。この遺伝子を他の生物に移植する事によって、独特の能力に優れた生物が誕生する。」と言うものだった。始めは、小さなモルモットから実験が行われていたが、その実験の対象が『人間』に移るまで、そう時間はかからなかった。
ある特殊な能力…。犬のように凄く高い音域を聞き取る事が出来る能力や、チーターのように凄く速く走れる能力。
このような人間に無い能力を、人間のDNAに組み込む事によって『超人類』と言う新たな人類が誕生する。このDNA操作によって誕生した人間を、人々は『D-MAN』と呼ぶようになった。
現在では、暴力団や裏ルートが、金に狂った学者・研究者と手を組み、約300万程でこのDNA手術をやっている。お手軽と言うべきだろうか?違法ではあるもののインターネットで『DNA手術』の文字で検索すると、相当な件数のホームページが引っ掛るのも事実である。
『D-MAN』の能力は、100m先のハエのような小さいものも鮮明に見える能力や、700kgの重さのものを片手で持ち上げる事が出来る能力のように体の機能をMAXで使用出来る能力から、魚のように水中から酸素が取り込めるように鰓が進化したり、鳥のように腕が羽根のように進化する動物能力。そして、壁をすり抜けたり、物と融合したり、全ての細胞を変化させ別のものに変わる特殊能力などがある。金に糸目を付けなければ、何種類の能力を手術により手に入れる事が出来る。
しかし、1日3回、一つの能力に対して1錠の『安定剤』と呼ばれる薬を服用しないと、それはすぐ死に繋がると言う危険性もある。
『D-Jr』とは、『D-MAN.Junior』の略で、二世を意味する。(『DJ』と略す場合もある)
産れながらにして受け継がれた能力には、拒否反応が無く『安定剤』の服用は必要ない。しかも体に大きな負担をかけ能力を発揮するD-MANに対し、D-Jrは何の抵抗も無くMAXの能力を使用する事が出来る。しかし、D-JrがD-MANの親から受け継ぐ能力は1つ。何が遺伝するかは決める事は出来ず、手術によるプラス能力の所得は、一切得る事が出来ない。D-MANからD-Jrが誕生する確率は10%。このD-Jrこそ『超人類』と呼ぶにふさわしい人間であると私は思う。
1999年7月 日経ジャーナル『D-MANとD-Jrについて』井上定男著 抜粋